歴シード(第5種)

⭐火を囲む知恵と力と⭐

未来につなげるブログ

監督より

6/17/20251 min read

⭐火を囲む知恵と力と⭐

昔、人間が火を手に入れたとき、それはただの道具ではなく、「みんなで囲むもの」でもありました。一人で温まるより、火を囲んだ輪の中で知恵や物語、食べ物や決意が分かち合われたのです。寒さや怖さから身を守りながら、「火を絶やさないこと」が仲間のつながりや生きる力を支えていました。

火は、放っておいても燃え続けるものではありません。薪をくべる人、風から火を守る人、そっと見守る人――みんなの力が合わさって、火は燃え続けます。そして、誰かの火が弱くなったとき、まわりの誰かが支える。そんなふうにして火は守られ、力が広がっていく。チームや仲間の関係も、きっとこれとよく似ています。

この夏の大会に向けて、もう一つ大事な火の存在に気づいてほしいという話をします。それは、「君の家族が持っている火」です。努力している君を見守っている火、緊張している君を安心させる火、悔しいときにそっと背中を照らしてくれる火。目には見えないけれど、たしかにそこにある大切な火です。

【自分の火だけじゃなく、仲間や家族が灯してくれている火にも目を向けてほしい】。

仲間に声をかける、ミスしても責めない、目を合わせる。
家族には、ちょっと「ありがとう」と言ってみる。
思い通りにならなくても、すぐに文句を言わない。
朝、にっこり顔を合わせて「行ってきます」と言ってみる。

そんな行動が、これからの2週間をもっと成長させてくれるあたたかな火になると思います。大人はいつだって、君とチームを照らしています。
今日も、楽しく行ってこい🔥