歴シード(第8種)
激闘の1日⚾と城東中への応援メッセージ🔥
未来につなげるブログ
監督より
7/6/20251 min read
⭐フィルムカメラと焼きあがる記憶と⭐
デジタルカメラが主流になる前、人は「フィルムカメラ」で写真を撮っていました。撮影のたびにカシャッと音が鳴り、どんなふうに撮れたかは、その場ではわかりません。現像という手間をかけて待つことで、時間をかけて“想い出が浮かび上がる”仕組みでした。
その写真は、撮った瞬間だけでなく、「あとから見たときの感情」も一緒に焼きついていたのです。
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フィルムカメラは、撮るときには確認できません。光とタイミング、構図と感覚を信じて、今に集中するしかない。そして、現像されると「ああ、あの時の表情はこんなだったんだ」と気づく瞬間がやってきます。失敗も、もちろんあります。しかし、その1枚1枚が、かけがえのない記録として残る…それが、フィルムという“遅れてくる奇跡”でしょうか。
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東部中・犬山中の3年生にとって、夏の大会が終わりました。
結果や点数、勝ち負けは、今はとても大きく見えるかもしれません。しかし、【本当に大切なものは、これから少しずつ、心の中で現れてくる】のだと思います。あの練習の日々、仲間と交わした言葉、最後の試合で流した涙と、そのあとに見せた笑顔…それらは、これからの君を支えてくれる「見えない力」に変わっていきます。
大丈夫。君の夏は、ちゃんと胸の奥に写っています。
そしてその写真は、これから進んでいく道の中で、「こんなにも頑張れた」「本気で何かを目指せた」…そんな証拠として、ふとした瞬間に君自身を勇気づけてくれるはずです。この夏は、終わりではなく、君の未来のスタートラインです。胸を張って、次の景色へ向かって歩いて行ってほしいと願っています。
時間がたってからわかる価値は、確実に、君の中に刻まれています!


勝ち上がった城東中のみんなへ
犬山市の3中学校が2日目に駒を進めることができました。犬山中は新人戦で滝を苦しめた岩倉中を撃破。城東中も春、滝に最終回まで同点だった扶桑中を見事乗り越えました。そして東部中、城東中はこの1年間で4度目の戦いで今回は激闘の7イニングとなりました。どの中学校も新人戦の頃とは比べ物にならないくらいの成長をし、応援してくださっていた方々の笑顔に、希望につながりました。
少年野球の頃から、そして合同部活動を通じて共に汗を流してきた仲間たちが、管内大会の会場に降り立ちました。勝負である以上、喜びと悔しさが混ざり合う時間ではありましたが、試合から感じたのは「成長」と「敬意」でした。
互いのプレーに拍手が起きたあの瞬間。勝ち負けを超えて、同じ時間を過ごしてきた者同士だからこそ生まれた、絆の証だったと思います。両チームの顧問も、心から誇りに思えた時間でした。
さあ、来週は西尾張大会出場をかけた大切な一戦です。東部中も、犬山中も、全力で城東中を応援しています。自分・仲間を信じて、城東中らしい野球を貫いてください。
その輝きが、より多くの人の心に届くことを願っています。
「ひと夏の物語」が、まだまだ続きますように。
FIGHT!最幸の夏へ!
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