歴シード(第21種)

⭐海を渡った学びと、支えた人たちと⭐

未来につなげるブログ

監督より

8/11/20251 min read

▨ 海を渡った学びと、支えた人たちと ▨

1300年以上前、日本から唐の都・長安へ向けて遣唐使が船を出しました。

そこには、仏教・医学・建築・暦法・文字など、当時の最先端の知識を学びに行く人たちが乗っていました。

たとえば、空海は唐で真言密教を学び、帰国後、日本に数々の知識や技術、文化を広めました。

しかし、その成果は空海ひとりの努力だけではありません。

船を造った職人、航路を導いた水夫、食料を準備した人、留守を守った家族など…

何百人もの人々の支えがあったからこそ、危険な航海を越え、学んだことを持ち帰ることができたのです。

お盆に入り、家以外で過ごす時間も出てくると思います。ショッピングモール、駅、山や川などの自然、図書館、食堂…。あらゆる場所にはそこで働く人たちがみえます。そこには、主役を盛り上げる・支える工夫がたくさんあります。

・情報の表示の仕方

・お客様に届ける声や接客の心

・移動しやすいような動線の工夫

・迷わず行動できるしかけ

これつまり、君という主役を輝かせてくれている仕組みにあふれているということです。野球に置き換えれば、練習や試合に集中できる仕組みと同じです。

道具準備やスコア作成や、環境整備、選手交代に向けたアップなどいろいろな支えがあるからこそ、選手はプレーに力を尽くすことができるわけです。環境づくりには、とてつもな影響力があるという話でした。

夏休み27/47日目。

おにぎりを1個食べるのは簡単ですが、おにぎりを1個作って誰かに届けるのはとんでもなく多くの工夫や知恵が隠れています。そういった視点で生活していくと、職業の選び方や人との接し方、時間の投資の仕方が変わってくると思います。では素敵な夏を!!