歴シード(第30種)
⭐力の伝え方と工夫と⭐
未来につなげるブログ
監督より
10/10/20251 min read
▨ 力の伝え方と、工夫と ▨
昔の人たちは、重いものを動かすために「テコの原理」を使いました。
大きな石を持ち上げたり、道具を動かしたり、小さな力で大きな成果を出す知恵です。
古代エジプトでは、大きく重い石をテコと滑車で運び、ピラミッドやオベリスクなどの巨大な物を作ったとされます。この“力をどう効率よく伝えるか”という視点は、僕らの生活にどう生かすことができるのでしょう。
たとえば野球のスイングスピードも、力まかせではなく「体の使い方」「道具の選択」などで、飛距離向上につながります。
腕の力よりも「下半身 → 体幹 → バット」という流れで力を伝える技術も研究してみるとよいでしょう。
また、バットの素材や重心位置の設計も進化し、スイング効率がどんどん上がっています。トップバランスやミドルバランスなど自分にとって振りやすいバットも異なると思います。
つまり、「力をどう伝えるか」という視点を持つことで、成長のチャンスは広がるのではないでしょうか。
普段の練習でも、「どうすれば力がもっと伝わるか」を考えることは、とても価値があります。
素振りでも、バッティングでも、ただ振るのではなく【どこで力をためて】【どう解放するか】を感じてみてください。
いつも考えてるんだけどなあと思う人は、【逆】の発想をしてみましょう。つまり、力の抜きどころです。どこで力を入れ始めるのか、どこで瞬間的に力を抜くのか、1本1本の素振りで自分との会話が重要になりますね。
勉強でも、「どう取り組めば早く身につくか」と工夫することができます。
ただがむしゃらにやるより、“考えて工夫する”ことが、大きな成長につながります。厳しい言葉で伝えれば、今までと同じやり方なら、同じ結果しか生まれないので、どこかで挑戦しないといけないのですね。
ぜひ「工夫」を楽しんで日々を充実させていってください。
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