質問フォーム回答(第6回)

6/25時点でのご質問(第6回)に回答させていただきます。

ご質問回答

監督より

6/25/20251 min read

Q13 指導される方の体制はお決まりでしょうか?

生徒の保護者ですが練習のお手伝いや練習試合の審判程度であればお手伝いできますが外部コーチなどはお決まりなのでしょうか。?

A13 ご質問ありがとうございます。

また、あたたかいご協力のお申し出に、心から感謝申し上げます。

現在、地域移行に伴い、これまでの「学校の顧問制度」ではなく、クラブスタッフとして活動方針をご理解いただける方々と一緒にチームをつくっていく体制へと移行しています。

これまでに、複数名の教員や地域の指導者の方々から協力の申し出をいただいており、外部組織との連携についても前向きな話が進んでおります。

ただし、正式な「専任コーチ」としての受け入れは、選手の安全と方針の一貫性を考慮しながら慎重に検討している段階です。

なお、以下には、保護者の皆さまと共にチームを育てていきたいという私たちの思いと、クラブ運営における今後の方向性を記載させていただきました。

どうかご一読いただき、ご理解・ご協力をいただけましたら幸いです。

今回は、以下のご質問について回答させていただきます

■ クラブ運営にあたってのご案内

~子どもたちの笑顔と成長のそばに、私たち大人の温かなまなざしを~


このクラブは、技術の向上だけでなく、子どもたちが安心して挑戦し、自分らしく成長していける場所でありたいと考えています。そのために、保護者の皆様と協力し合いながら、丁寧に運営を進めてまいりたいと考えております。

以下に、内容をまとめさせていただきました。

1.大人は最大の応援団

「子どもたちの成長は一人ひとり違います」

技術の習得には個人差があります。
背の高さや体の強さに違いがあるように、神経の発達や心の成長にも違いがあります。
中学生は、まさにその成長過程の中にいます。焦らず、比べず、その子の「今」と「伸びる力」を信じて見守っていただけたらと思います。

野球は多様な動きが求められる難しいスポーツです。時間はかかります。
でもそのぶん、ひとつできた時の喜びは何にも代えがたいものです。
確かな一歩を保護者の皆様と一緒に喜び合える関係でありたいです。
「失敗しても挑戦していること」を認め、見守り応援する姿勢が、子どもたちにとって何よりの安心になると考えています。我々スタッフも最大限にサポート・指導してまいります。

2.指導について

当クラブでは、すべての指導を専任のコーチ陣が責任を持って行います。

私たちが何より大切にしているのは、「選手が自分で考え、選択し、成長していく力」を育てることです。

そのため、コーチングにおいては一方的な指示ではなく、

  • 視点を選手と共有すること

  • 振り返りの時間を大切にする対話

  • 目標設定のサポート

などを通して、選手自身が考え、納得して取り組める環境づくりを重視しています。

選手はみな、それぞれ違った個性・背景・ペースを持っています。
だからこそ、一人ひとりの今を尊重しながら、押しつけるのではなく、共によりよいプレーを目指していくことが、私たちの指導方針です。

日々の練習・試合におけるコーチングは、スタッフにお任せいただき、安心して見守っていただければ幸いです。

  • 試合中や練習の応援は「ナイスプレー!」「がんばれ!」「惜しい!」などの前向きな声かけをお願いします。我々もポジティブなプレーを引き出せるような声かけを心がけてまいります。

  • ミスがあったときも、ため息や責める言葉は避け、励ましの言葉に置き換えていただけると、次の機会をチャンスととらえることにつながります。我々も最後の瞬間まで前向きであり続けます!

「誰もが安心して挑戦できる環境」を、チーム全体の宝物にしていきたいと考えています。ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

■ ご意見・ご不安があれば、どうぞ遠慮なくお寄せください。

今後、スタッフが増えていく中で、万が一

  • 指導方針のズレ

  • リスペクトに欠ける対応
    などがあった場合には、ぜひ直接、代表までお声かけください。

スタッフミーティング等を通して、再発防止と改善に真摯に取り組んでまいります。

選手の心と体を育てる場であるからこそ、保護者の皆さまと共に信頼あるチームづくりを進めていきたいと考えています。

3.チーム活動へのご協力のお願い

クラブチームの活動は、保護者の皆さまの温かいご支援・ご協力に支えられています。

今後、遠征や練習試合等の機会が増えていく中で、配車のご協力や、当日の車出し・審判のお手伝いなどをお願いすることがあるかもしれません。

その際は、無理のない範囲で構いませんので、ご協力いただけましたら大変助かります。

現在、愛知県内でも日帰りバスのチャーター費用が10万円近くに達することもあり(20人乗りマイクロバス1台の場合)、経済的な負担も大きくなっています。
そのため、保護者の方々と力を合わせながら、できる限り持続可能な形で活動を続けていけたらと考えています。

4.リスペクトの心で笑顔の時間へ

選手、指導者、相手チーム、審判、そして保護者の皆さま、関わるすべての人に対して、思いやりと敬意をもって接することを、私たちは大切にしています。勝ち負けにかかわらず、試合後には相手チームや大会関係者への拍手と感謝の気持ちを忘れずに伝えていけるチームでありたいと思います。どの子も「一生懸命な仲間」です。他チームの選手に対しても、温かいまなざしで見守っていただけたら嬉しいです。

私自身、

「常に成長し続けるためのキーワードは?」と聞かれたとき、こう答えます。

「生徒・保護者・同僚・地域の方など、すべての人にリスペクトを持って接すること」

クラブを通じて、子どもたちにも、そして大人もまた、リスペクトの心を育て合える時間をつくっていけたらと願っています。

5.体調・安全管理について

選手一人ひとりが、安心して練習や試合に取り組めるよう、保護者の皆さまと連携しながら、安全面に最大限配慮したクラブ運営を行ってまいります。
以下の点について、ご理解・ご協力をお願いいたします。

■ 体調不良時の対応

  • 発熱や体調不良の際は、無理をせず、早めにお知らせください。
     現在、欠席連絡や健康状況の確認がスムーズにできるよう、専用の連絡体制を構築中です。(現在利用中の部活アプリは、来年度以降1人年間900~1500円ほどかかる可能性があるための代替策です。)

  • ご自宅でのケガや、練習後に痛みが出た場合も、小さなことでも結構ですので速やかにスタッフへお知らせください。

■ 季節ごとの安全対策

  • 夏季は熱中症対策として、水分補給・冷却グッズなどのご準備をお願いいたします。

  • 冬季は防寒具(手袋・ネックウォーマー等)の着用も推奨しています。

※グラウンドコートやウィンドブレーカーは高額なため、現時点ではチームでそろえて購入する予定はありません。

■ 活動中の急な体調変化への対応

  • 万が一、練習中に体調を崩した場合は応急処置を施すとともに、安全を最優先に対応します。
     無理をさせるべきでないと判断した場合には、お迎えのご連絡を差し上げることがありますので、あらかじめご承知おきください。

■ 間食・リカバリーについて

  • 間食(おにぎり・バナナ・ゼリー等)の持参は可能です。
     集中力の回復やケガの予防、疲労回復にも効果があるため、特に長時間の活動日にはおすすめしています。

  • 練習後30分以内の栄養補給は、翌日の疲労感を軽減し、パフォーマンス維持にもつながります。

子どもたちが楽しく・安全に・前向きに取り組める環境を、これからも一緒につくっていけたら幸いです。
引き続き、温かいご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

■ 最後に

保護者の皆さまと共に、子どもたちの「今」を支え、そして「未来」につながる経験を少しずつ積み重ねていけるよう、私たちはこれからも丁寧で、誠実なクラブ運営を心がけてまいります。あたたかいご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。